海外にいるときだけではなく、日本にいる時でも何かの「穴場」を探したり、見つけるのは楽しいものだ。
レストランやバーなどでコストパフォーマンスが高かったり、スタッフの接客が良かったりする穴場を見つけることもよくある。
最近、私が見つけた穴場はバンコク市内のドミトリーだ。
バンコクの格安ドミトリー
バンコクにはバックパッカーの聖地と呼ばれるヤワラートという地区があり、ここには数え切れないほどのドミトリーがある。
2段ベットの1部屋でシャワーやトイレは共同だ。
最近の相場はわからないが、コロナ前の2018年頃は最安値価格で1泊5ドルだった。
「快適に過ごせる」とは言い難いが、それでも雨露をしのいで普通に暮らすことができる。
1ヵ月や2ヶ月の長期滞在者はザラで、中には年単位で住み着いているバックパッカーもいる。
2段ベットが4つか6つ、場合によっては8つぐらい並んだ部屋で、それぞれのベッドにはタオルや衣類などがかけられていて生活感は満点だが、慣れてしまえばどうということもない。
怪しげな雰囲気がないでもないが、案外とプライバシーやルールは守られており、ローコストライフを送るうえでは欠かせない選択肢の1つだ。
こういったドミトリーでは、基本的に90%以上が男性で、中には女性もいることにはいるのだが、外見上は「無敵の女」のような感じの人ばかりだ。
これよりも少しグレードを上げると、徐々に女性比率が増えてくる。
女性比率の高い宿の利点
それも、5ドルの宿に泊まるような女性とは少し違うタイプの女性が増えてくる。
バンコクの中心地であるアソーク周辺にはいくつ家のドミトリーがあり、場所柄なのか、全室が2段ベットというワケではなく、カップルで泊まれるような部屋や個室もある。
2017年頃にいくつかの ドミトリーに泊まってみた
1つはスクンビットソイ10にあり、BTSの駅家盛り場にも近いし、なおかつベンジャキティ森林公園にも近い、抜群のロケーションのドミトリーだ。
この時は2段ベッドではなく個室を選んだのだが、窓なしで3畳ほどの狭い空間だった。
もちろんドミトリータイプのホテルなので、シャワーやトイレは共同だ。
偶然かもしれないが、私が泊まった時はかなり女性比率が高く、男女のカップルもいれば女性だけのグループも大勢いた。
料金は1000バーツ位だったと思うが、今調べると2段ベットであれば350バーツで泊まることができる。
もうひとつはソイ19にある、ターミナル21のすぐ裏にあるドミトリーで、こちらも小さな個室を予約した。
こちらの個室は、屋根裏部屋のような部屋で、ベッドの脇に高さ30センチほどの「窓」がある。
ここも2段ベッドならば350バーツから400 バーツで借りることができる。
快適な宿選びのコツ
ただ、どちらのドミトリーも共有スペースが狭く、いつも混んでいるので仕事をするには向いていない。
個室でも2段ベッドでも、ノートパソコンやスマホを使って仕事はできない事はないのだが、メールのチェック位はできても、少しまとまった仕事となるとかなり厳しい。
そういった意味では、アソークから地下鉄で2駅先のラマ9駅近くで見つけたドミトリーは「穴場を見つけた!!」という感じだった。
何よりも共有スペースが広く、使っている人が少ない。
また、圧倒的に女性比率が高い。
女性が多いから楽しいという意味ではなく、女性はコストパフォーマンスに厳しいので、女性比率の高いサービスは、穴場や掘り出しものである確率が高いのだ。
海外のことではないが、まだ30代の頃、クルマの仕事の関係で仙台から名古屋行きの高速バスをよく利用していた。
当時は新幹線や飛行機に乗るお金を節約するために、頻繁に夜行の高速バスを使っていたのだが、女性客の質が圧倒的に高かった。
これよりも少し前の頃は、高速バスと言えば金のない男子学生が使うようなイメージが多かったのだが、いつのまにか車内もきれいになり、さらに3列シートができた頃からはコストパフォーマンスに敏感な女性の比率が急激に増え、それが今の夜行バスのブームにつながっているのだと思う。
これと同様に、ドミトリーでも女性比率が多い場合は穴場である確率が非常に高い。
