契約タイプ別戦略とコスト削減術
短期・中期・長期契約の使い分け
住居費削減の鍵は、滞在期間に応じた最適な契約タイプの選択にある。
筆者が実践している戦略は概ね以下の通りだ:
- 1-4週間の短期滞在の場合:Airbnb(長期割引交渉)
- 1-6ヶ月位の普通の滞在:サービスアパート(月契約)
- 6ヶ月以上の長期間の滞在:コンドミニアム(年契約)
ASEANの中心都市の1つであるバンコクを拠点にすることで、ベトナムやカンボジアなどアジア各国を訪れることも容易であり、私はこのメリットを大いに活用している。

その時の経済状態(懐具合)によって、生活コストを柔軟に変更できるように、
いろいろな都市での生活経験を積むようにしているのだ。
海外での長期滞在はビザの取得と住居の確保が第一歩となるが、
まずビザさえ取得してしまえば、短期滞在用の住居はエアビでもアゴダでもリーズナブルな物件をたくさん見つけることができる。
コンドミニアム契約の実践的ノウハウ
バンコクの物件には家具や家電、キッチンやベッドなどの基本的な生活用品が備え付けられていることが多く、特に家財を準備することなく生活をスタートできる。
これは大きなメリットで、初期費用を大幅に削減できる。
筆者がコンドミニアム契約で重視するのは以下の点だ:
- デポジット(前払いの保証金)は家賃2ヶ月分が標準
- オーナーとの直接契約で仲介手数料を節約(現地のタイ人の協力が必要)
- 1年契約での月額家賃割引交渉
- 早期解約条項の事前確認
実際に筆者が利用したオンヌットエリアの物件では、1年契約により月額家賃を15%削減できた。
年間で約36,000バーツ(約14万円)の節約になる計算だ。
シェアハウス・ルームシェアの可能性
バンコクでは日本人が普通に参加できるようなシェアハウス文化はまだ発達していないが、欧米人向けのルームシェア物件は存在する。
筆者は試したことはないが、友人の話では月10,000-15,000バーツ(4-6万円)程度で個室(キッチンやシャワーなどは共有)を借りることが可能だという。
リラックスした生活を重視する場合にはプライバシーの確保は重要だ。
コストと快適性のバランスを予算に合わせて検討する必要があるだろう。
