海外ロングステイを考えている人は、
言葉の問題や現地での人付き合いの問題で
心配する人も少なくないと思う。
アジア人差別と偏見:海外での現実と課題
とても残念なことだが、欧米だけではなく,
東南アジアでも欧米人が多くいるエリアでは
アジア人差別がある。
バンコクにあるメキシコ料理店との事だが、
欧米人に人気のおしゃれなレストランで、
いつも満員の店だ。
接客業の店だから、
あからさまな差別ではないのだが、
案内されるテーブルにしても、
オーナーの接遇態度などにも、
微妙に空気の違いをを感じる。
それが劣等感だと言われればそれまでだが、
客観的に見た場合の容姿も体格も、
アジア人が欧米人に見劣りするのは認めざるを得ない。
なぜ、アジア系の欧米人は堂々としているのか
しかしアジア系の欧米人を見ると、
見た目は全く日本人や中国人と同じなのだが、英語ネイティブで堂々と喋っていると、
普通の日本人にはない何かオーラのようなものがある。
最近、若い人たちが海外に出たがらないという話を聞くが、
本能的に差別や肩身の狭さを感じているのではないかと思う。
私がバンコクで見かける「残念な日本人」の典型的なパターンは、
現地のタイ人に対して尊大で、
彼らより、少しだけ可処分所得が高いことだけが自分の拠り所みたいな人だ。
こういった人の中には、
本当に驚くような話だが、
「タイ人のくせに、あれこれ文句を言う」
などと、平気で喋っている人がいる。
私が学生だった頃はジャパンアズナンバーワンなどと言われ、日本は世界一の金持ちの国と言われていた。
それが平成の30年で、世界の二等国、三等国に転落しつつあるのは悲しいことだ。
容姿や体格だけではなく、英語がしゃべれないという決定的なハンディキャップがある。
東南アジアの大都市にはどこにも日本人コミュニティがあり、その中で生活している分には全く困ることがないので、
アジア人差別から身を守りたい人たちは、
自然に日本人だけで集まるのだと思う。
ただ、私は海外に行ってまで日本人社会で生きるつもりはないので、
付き合いはそこそこにしている。
人種差別を根本的に解決しようなどと考えているわけではないが、少なくとも自分のコンプレックスは、解消できるものなら解消したい。
コンプレックスの払拭は、まずは語学から
容姿や体格はどうにもならないから、
コミュニケーション能力を高めなければならないと思っている。
そう思って中国語や英語を勉強しているが、
日常会話程度ができてしまうと、
そこからさらにレベルアップするには
相当な胆力が要求される。
バーやレストランなどで近くにいた人と話す事はあるのだが、その時は話が盛り上がっても、
それだけで終わってしまう。
そんなことを考えているうちに、
面白い方法があることに気がついた。
それはドミトリーや相部屋ホテルのような
「いろいろな人種が普通に集まる場所」
に積極的に身をおくことだ。
バーのカウンターで隣り合った欧米人と話をするのは多少気が引けるが、
同じ屋根の下で一緒に暮らしている者同士は、
自然と会話が進んでいくものだ。
別に話したくなければ話さなければいいし、
話したければ話せばいい。
外国人と接する時間がどれだけ長いかが、
人種の違う者同士のコミニケーションに関係しているのだと思う。


