2013年の秋に、「フルタイム労働を終止符を打つ」と宣言して、セミリタイア生活に入った。
今振り返ってみると、当時は仕事をしている時間はかなり長く、少なくとも公務員よりははるかに長く働いていた。
フルタイム労働からセミリタイアへ
だから正確な言葉で言えば、定時労働をやめたと言ったほうがが正しいかもしれない。
決まった時間に仕事場に出て、そして定時まで働くというスタイルてはなく、基本的には好きな時に好きなだけ働くというスタイルに移行した。
もともとが個人事業主だったので、日が長いときには7時前に出社していたし、冬場でも7時半ぐらいには仕事場に着き、8時ごろから仕事を始め、夕方6時か7時まで仕事をするというパターンだった。
しかし、2013年からは毎月のように海外行くようになり、フルタイム労働や定時勤務が物理的に難しくなったので、カタチとしてはフレックス労働や裁量労働に近い形になった。
それからしばらくして現役指数という指標を考えだした。
現役指数の導入
今でこそ、「1日3時間だけ働く」、「好きな時に働いて、好きな時に休む」などと豪語しているが、セミリタイア生活を始めた当初から、そんなに自信があったわけではない。
そこで考えだしたのが現役指数で、フルタイム労働を100とした場合、どれぐらい働けば良いのかという指標だ。
最初の頃は「ざっくりと8割は現役」みたいな感じで考えていたのだが、現在はフルタイム労働を1800時間と決め、その時々の現役指数に合わせて所定労働時間を決めている。
サイドファイアにしてもセミリタイアしても、誰でも始めた当初は「本当にこのライフスタイルを続けられたのか」と不安になるに違いない。
コロナ前のように、株価は右肩上がりで上昇し、そこそこの円高が続き、さらにインフレ率ゼロという時代ならいざ知らず、今のように「一寸先は闇」のような時代の生活設計は簡単ではない。
人生計画表の活用
そういった不安を和らげるために、1年ごとに現役指数を少しずつ下げながら、無理があったらいつでも働く時間を元に戻せるように準備していた。
このブログでも何回も書いているが、私は人生設計を7年刻みで考えており、なおかつ自分の寿命は87歳6ヶ月と決めている。
そしてGoogleのスプレッドシートで人生年表を作っている。
年表というのは過去の記録のようなイメージがあるので、正確には人生計画表といった方が良いかもしれない。
ここに将来の計画や、家族・友人の年齢を書き込んだり、創業記念日とか「FIREを始めて◯年」などを記入している。
こうやって人生を俯瞰できる計画表を作っておくと、セミリタイア生活につきものの「漠然とした将来への不安」を感じた時でも、どこにいてもスマホで見ることができるし、修正したりするのも簡単だ。
目標を立てるのは大事なことだが、どんな目標でも、実際にそれを実現するのはそれなりの努力が必要になる。
サイドファイアとかセミリタイアの場合は、人生設計そのものが目標になるので、相当難易度が高いものとなる。
現役指数と労働時間の調整
そのためには工程表が必要になるし、常に進捗状況の把握が必要となる。
私が10年前に立てた目標は、「56歳で現役指数80%、63歳で現役指数50%」というものだった。
私の7年刻哲学では、49歳、56歳、63歳が節目の年となる。
例えば49歳のときの現役数を100%として、1年ごとに現役数を3ポイントずつ下げていくと56歳で大体80%となる。
そこから1年ごとに4ポイントずつ下げていくと、63歳で約50%となり、これらの将来推計がスプレッドシートの関数で簡単に表示することができる。
現指数100%での年間労働時間を1800時間なので、80%に落とした場合は1440時間となり、月に120時間働けば良いことになる。
若い頃から、基本的には好きなことを仕事にしているので、どこまでが仕事でどこまでが趣味なのかよくわからない。
ローコードアプリの開発などをしている時は、1日12時間労働で、2~3週間ぶっ続けで仕事をしても全く苦にならない。
だからといって働けば良いというものでもないので、自分の人的資本をできるだけ長持ちさせるためには意識的に休む必要があるので、そのために考えたのが現役指数なのかもしれない。
