セミリタイア生活の裏わざ 地方移住という選択
セミリタイア生活は有害な人間関係や時間の制約から解放されるため、多くの人が憧れのライフスタイルとなっている。
人間関係のストレスや職場のパワハラ、がんじがらめの時間の制約などで、悩めば悩むほど、セミリタイア生活への憧れが募ると思う。
住居費の削減と地方移住の魅力
しかし、当たり前のことだが、どんなライフスタイルを選ぶにせよ、どこで生活するにせよ、最低限の生活コストがかかってしまう。
少なくともそれをまかなうだけの収入がなければならない。
生活コストの中で最も負担が大きいのが住居費だ。
だから両親と同居であれ、相続した家であれ、自宅がある場合とない場合では条件が大きく異なる。
自宅所有と地方生活の組み合わせ
その他の生活コストは抑えようと思えば、
色々とコストカットの方法がある。
その極めつけが私が実践している海外でのローコストライフだ。
私は日本国内に自宅があるので、
住民税や光熱費、マンションの管理費などの最低限のコストはかかるが、家賃は必要ない。
毎月の家賃支払いが必要な場合は、
できるだけ家賃を安く上げる方法を考えなければならない。
リモートワークと 地方移住の相乗効果
都市部ならば、最近流行の「風呂なし住宅・ 24時間フィットネスの併用」なども1つの方法だ。
都市部では住居費だけではなく様々な生活コストが割高になるので、リモートワークやノマド生活が可能な人は、地方移住という選択肢も検討してみると良い。
ネットで調べてみると、最近では「住民票移してくれれば住居費はタダ」というような魅力的なオファーもある。
自治体ぐるみで地方移住の勧誘に取り組んでいる市町村もあるが、地方都市には「家賃は無料で良いから、固定資産税だけ払ってくれれば良い」というような住宅がたくさんある。
実は私もその1人なのだが、仙台市内で、あおば通りまでバスで30分ほどのところに土地が35坪で同じ坪数の2階建ての木造住宅がある。
しかし築50年以上経っており、お世辞にも「きれい」とは言えないような物件だ。
もともとは賃貸に出していたのだが、
2年ほど前に長く住んでいた老夫婦が退去してからは賃貸募集を停止している。
仲介をしてくれた不動産屋が、「募集をするには水回りや内装をきれいにしなければならない」「大体2百万円くらいかかる」と言われているので、断念した経緯がある。
その費用をかけて仮に入居が決まったとしても、貰える家賃はせいぜい5万円だ。
こんな家でも毎年の固定資産税はかかるし、何年か経てば細かな修繕費がいろいろかかる。
だから改装費を回収するまでには
5年以上かかってしまうので、
改装などをせずに「固定資産税さえ払ってくれれば、内装自由に変えても良い」という条件で入居者を募集しようかとも考えている。
いわゆる負動産と呼ばれるもので、
こういった物件が地方都市にはたくさんある。
東京や大阪で生活をしているとなかなか地方都市に住む気にはなれないかもしれないが、
仙台や新潟、金沢・富山などは新幹線や高速バスの便が良いので、普通の生活をする上では全く困らない。
そして私のように半分を海外で過ごすというライフスタイルをとれば、日本国内で住む場所にはそれほどこだわる必要がない。
地方都市の場合は大都市に比べて仕事が少ないので、運送や建設・介護などの仕事以外では、希望の仕事が見つからない場合もある。
そういった仕事に向いていないのであれば、
リモートワークで生活費が稼げるということが前提になるが、
とにかく住居費の安さが最大の魅力なので、
セミリタイア生活に憧れを持っている人にとっては大きな選択肢の1つとなると思う。
