​1人飲みの魅力と人的資本の維持

私はお酒が好きで、海外でも1人で飲むことが多い。

現地の友達と飲んだり、食事をしたりすることもあるが、居酒屋や屋台で1人で飲むことの方が多い。

​1人飲みのトラウマ

若い頃は仲間と集まって飲むのが大好きだったのだが、ある頃からは1人飲みの方が多くなった。

セミリタイア生活を始める前、仕事が行き詰まっていた頃に人間関係のいざこざでストレスを溜めていたトラウマが残っているのだと思う。

日本でも海外でも、1人で飲む場合は居酒屋のカウンターが定番だろう。

私は焼き鳥が好きなので、どこの街に行っても、炭火焼居酒屋を探す。

幸いなことに大連や上海、バンコクやプノンペンでは、「これなら日本人に紹介できる」という店を見つけることができたが、なぜかホーチミンだけは空振りが多い。

こういった居酒屋には日本人の単身赴任者や長期滞在者が大勢集まる。

​1人飲みでの人間関係

カウンターで飲んでいると、つい顔なじみになり、いろいろな話をするのだが、ここに集まる人たちは、色々な意味で多士済々だ。

うまく現地に溶け込んで活躍している人もいれば、「この人は、お酒を飲んで笑顔になったことがあるのだろうか」と思うような人もいる。

本当の話だが、会うたびに話すことが
「お金の事と現地人の悪口」
という人もいる。

こういった人と話しているとこちらまで気分が悪くなるので、その店に入る前に
「〇〇さんがいたら店を変えよう」
と心に決めて入店するようにしている。

​怪しいビジネス話に注意

海外で知り合う人の中には面白い人も大勢いて、それ自体は海外生活の醍醐味でもある。

どこまで本当の話かわからないが、バンコクで2回ほど飲んだことのある板前さんは、「日本での人間関係を全て断ち切ってきた」という猛者だった。

日本での離婚歴は2回、海外での職場を1年から2年で転々とするという生活をしているしい。

腕は確かなようで、バンコクでも有名な日本食レストランに何カ所も勤めた経験があるそうだ。

私が知り合った頃は、バンコクでは有名な割烹がハノイに支店を出すそうで、
バンコクとハノイの行ったり来たりしてるという話だった。

ただ、色々と話してるうちに、なんとなく雰囲気が伝わってきて、「人間関係が苦手というよりは短気で喧嘩っ早いだけ」のような雰囲気だった。

こういったユニークな人たちと出会うのは楽しいのだが、中には悪いビジネスに関わっている人もいるので、その間合いの取り方が難しいところだ。

怪しげな投資話は山ほど聞くし、ネットワークビジネスなどの勧誘は普通にある。

底の浅い人が多い​海外人脈

海外経験が浅い頃は、知り合ったばかりの知人に連れられてレストランやバーなどにも良く行った。

そういった場所では、「本当にこの人は顔が広いなあ」と感じるほど、いろいろな人を紹介してくれたりする。

そして、次の話は
「この方はいくつものビジネスを成功させ、いま新しい出店計画がある」
「そのお店の出資者を募っている」というように誘ってくる。

もちろんこんなに簡単な会話ではなく、
言葉巧みに誘ってくるのだが、言葉の端はしから「お金に困って焦っている」感じがプンプンとする。

あまり人を疑うのは良くないのだが、
日本とは違う「騙されやすい土壌」があると考えておくほうが良いかもしれない。