FIRE成功の難しさ
ネットでFIREについて調べると、必ず「時間を味方にして成長株に長期投資をする」と書いてある。
これは全く正しいが、それができるかどうかは全く別の話だ。30代でも40代でも、確かに時間はたっぷりとあるので、それを味方につけるのは良いのだが、ほとんどの人が途中で挫折してしまう。
どんなに情報革命やAI革命が進んでも、株式市場には周期的に暴落が起こる。
その暴落を乗り越えた人だけが資産形成に成功するのだが、暴落の最中に「みるみるうちに資産が減っていく」恐怖を味わえば、誰でも怖くなって「まだ少し利益が出ているうちに売ってしまおう」と考えるのだ。

市場暴落時の誤った行動パターン
中には、もっと度胸があって、「ここは絶好の買い時」と男気を出して、ナンピン買いを続けてパンクしてしまう。
底値を狙ったと思ったら、そこから2段下げ3段下げと続くことになる。
大底を予測することなど誰もできない。下げ相場では、歴戦のプロたちの独壇場だし、最近ではAIが相手なので、素人が勝てるはずは無いのだ。
もっと悪いのは目移りだ。
FIREを諦めるのは話にはならないが、株式投資で資産形成をすると決めたのに、途中から暗号資産に乗り換えたり、成長株投資から配当狙いに乗り換えたりするようなスタイルだ。
資産配分とか、ポートフォリオ分散とか聞こえの良い言葉に惑わされて、少ない資金を分散してしまい、挙句の果てに途中でなくしてしまったのでは目も当てられない。
投資成功のカギは「ほったらかし」
こういった暴落の時に、株価や資産評価額を全く気にせずに、コツコツと努力、コスト平均法で買い続けることができる人もいる。株式投資でも暗号資産投資でも、とにかくほったらかしが1番だ。
そのためには、以前にも少し書いたが「株価を見るのは週一回」と言うルールを習慣にするのが良いと思っている。
習慣にするといっても、お金が絡むことだから、ほとんどの人が毎日のようにスマホを覗いて一喜一憂するのが現実だ。
それをぐっとこらえて、スマホで株価や暗号資産の値動きを見ないようにするのは、それなりの胆力が必要だ。
習慣化の重要性と挫折からの再起
それを習慣化するためには繰り返ししかない。
最初の12ヶ月はできるかもしれないが、毎日のように世界中のニュースが目に入ってくれば、「ちょっと見てみようかな」と習慣を破ってしまうこともある。
そこで諦めるのではなく、経営コンサルタントの石原彰先生がおっしゃっているように、「三日坊主になったからといって、自分を責める必要は無い」「5日目にやれば良いだけだ」と言う言葉を思い出してほしい。
株式投資にはギャンブル性もあるので、そう簡単に「気にしないのが1番」と言われてもできるものではないのだ。
しかし、それが最速FIREへの絶対条件と考え、「週一回だけ株価を見る」と言うルールを自分の人生訓と決める。
そして破った時は、「三日坊主は5日目に再開すれば良い」と自分に言い聞かせて、また次の週から始めれば良いのだ。

