株式投資で50代後半からの戦略

株式投資の基本は個別株

50代半ば、すなわち人生第8期までの若い人たちには、
長期的な成長による値上がり狙いの個別株とETFでリスク分散した長期分割分散投資の二本立て戦略をお勧めする。

人生のステージと投資方針

しかし人生第9期(56歳)以降は、
将来性や成長性への投資から安定を重視したポートフォリオに組み替えていく必要がある。

言い換えれば、人生のステージごとに新しい分野(銘柄)への投資を試みて、経験値を高めていくということだ。

セミリタイア生活での収入源と投資

56歳~70歳までの14年間こそが投資の経験値を高める絶好の期間だが、
具体的にどのような戦略でポートフォリオを組み立てていけばよいのだろうか。

セミリタイア生活では、(1)給与や報酬、(2)年金、(3)不動産、(4)投資の4つから収入を得るわけだが、(1)~(3)は個人差が大きいので、(4)の投資収益に絞って考えてみる。

具体的には海外ETFと個別株を組み合わせ、
自営業者の特権を活かして多少のリスクを取りながら、
大卒初任給2単位相当の月40万円の収入を上げる戦略を考えてみる。

海外ETFと個別株の組み合わせ

以前にも説明したが、5千万円の資金を70歳から6.4% (税引き前8%)で取り崩し運用を始めると、90歳までの20年間、ほぼ2単位(40万円)を受け取ることができる。

8%の運用利回りというのは低いハードルではないし、
インフレリスクをどうヘッジするかも重要だ。

インフレヘッジ戦略の具体例

そのためにはインフレ率以上に値上がりするSOXLのようなレバレッジ型ETFや
インフレ=金利上昇(国債値下がり)の局面で米国債の動きに反比例する国債ベア型ETF(TMV)などを組み合わせる必要がある。

TMVは20年物米国債の動きに反比例するETFで、
図からもわかるように、2020年3月のコロナショックによる世界的な超金融緩和局面では大きく値下がりし、
インフレ懸念が拡がってきた昨年末からの金利上昇局面ではジワジワと値上がりしている。

PayPay証券(旧ワンタップバイ)で1万円から購入できるので、経験値を高める意味でもチャレンジをお勧めする。