暴落に強い投資家になる|FIRE資産形成の現実解と心構え

FIREにおける金融資産の位置づけ

早期のFIREを目指す場合でも、できるだけ早くセミリタイア生活を実現したい場合でも、とにかくお金を貯めなくてはならない。

FIREを目指す人の多くが「働かずに運用益で暮らすこと」を目的にしてお金を貯めようとしている。

しかし、私はFIREのための金融資産はセーフティネットと捉えているので、何千万円も貯める必要はないと考えている。

ネットに溢れる、年間の生活費の25倍は必要とか、45歳なら3000万円などの情報は絶対に信用できない。

インフレの強さを考慮していないからだ。

仮に7~8%のインフレが4~5年も続いたらどうなるのか考えて見るとよい。

投資継続の難しさと対処法

資産形成を成功させるためにはドルコスト平均法で成長株に長期投資するのが最も合理的な方法ということは誰もが認めるのだが、残念ながらそれを継続できる人はごく少数だ。

まず最初に考えられるのは、暴落が起きたときに怖くなって投げ出してしまうことだ。

人間は一度手に入れた幸せを失うことを最も恐れるので、コツコツと2から3年積み立て投資を行って、それなりの値上がり益が出た場合などは、暴落の時に味わう衝撃や恐怖は半端なものではない。

いっそのこと投資を始めてから半年から1年程度で暴落を経験した方がよほど勉強になる。

暴落後の再開と心構え

大事なことは、ここで継続投資の戦略や選んだ銘柄を変えないことだ。

例えばアマゾン、Apple、Googleなどを毎月ドルコスト平均法で買い続けてきた場合は、それをそのまま継続する。

暴落の痛手だけではなく、人間は心理的に痛手を被ったときには「早く立ち直らなくては」と考える。

非常に前向きな考え方なのだが、実は人間の心理はそう簡単に癒されるものではない。

将来の暴落への備え

そして、継続投資を再開した後に考えるべきことは、「また必ず暴落はやってくる」「その時に自分はどう対処するか」ということを事前に決めておくことだ。

これは頭で考えるだけではなく、紙に書いて手帳に挟んでおくとか、常に身に付けておく位の気持ちが大事だ。

そしてもう一つ大切なことは、前回の暴落で自分が取った行動を思い出し、「どうして売ってしまったのか」、「どういうニュースで自分の心が動いたのか」ということを、後からでも良いので書き残しておくことだ。

そしてこれはGoogleカレンダーなどのリマインダーに登録して、半年とか1年とか、定期的に見ることができるように設定しておくことをお勧めする。