生活インフラ整備の実践ガイド
海外セミリタイアの成功には、現地での生活インフラをいかに効率的に整備できるかが重要だろう。
特に完全FIREは理論的に難しい現実を考えると、セミFIREが理想的であり、そのためにはフリーエージェント的な働き方を支える環境整備が不可欠だ。
筆者がバンコクでの長期滞在を始めた当初は、インターネット接続が不安定で仕事に支障をきたしたり、現地銀行の利用方法が分からず無駄な手数料を支払ったりと、様々な問題に直面した。
しかし、試行錯誤を重ねた結果、現在では東南アジアでのリラックスした生活を満喫しながら、必要な時には効率的に仕事もできる環境を構築できている。
インターネット環境とリモートワーク基盤
バンコクのインターネット環境は日本と比べても遜色ないレベルに達している。
主要プロバイダーはTRUE、AIS、DTACで、光ファイバー接続なら100Mbps以上の速度が期待できるだろう。 筆者は現在TRUEの200Mbpsプランを月400バーツ(約2000円)で利用している。
フリーエージェントとして活動する場合、安定したインターネット接続は生命線だ。
コンドミニアム選択時には、建物全体のインターネットインフラを必ず確認している。 古い建物では配線が不十分で、契約速度が出ない場合があるため注意が必要だろう。
バックアップ回線の重要性
メインのインターネット回線に加えて、必ずバックアップ手段を確保している。
携帯のテザリング機能は必須だ。 筆者は重要な会議やプレゼンテーション時には、必ず2つの回線を準備している。
また、停電対策としてUPS(無停電電源装置)の導入も検討に値する。 バンコクでは雨季に停電が発生することがあり、作業中のデータ消失を防ぐためにも有効だろう。
コワーキングスペースの活用
自宅のインターネット環境に問題がある場合や、気分転換を図りたい時には、コワーキングスペースが便利だ。 バンコクには多数の高品質なコワーキングスペースがあり、1日500-1000バーツ程度で利用できる。
特にTRUE Digital Parkなどの大型施設では、24時間営業、高速インターネット、会議室利用など、フリーエージェントに必要な機能が全て揃っている。
東南アジアでのリラックスした生活と効率的な仕事のバランスを取るには理想的な環境だと言える。
