日本の貧しさとインフレの現実

アメリカではインフレがどんどん進んでおり、普通のラーメン1杯が3000円とか、
年収1500万円以下は貧困層などと言われているらしい。

日本の貧しさと立ち位置の低下

初めてその話を聞いた時は「まさか」と思ったものだが、いろいろな情報を調べてみると、
どうも本当のようで、つくづく日本の貧しさを感じてしまう。

貧しく感じるのは、欧米と比べた時だけではなく、アジアの中でも日本の立ち位置が、ズルズルと低下しているような気がする。

2022年の1人当たりGDPは韓国や台湾とほぼ同じになったようだ。

世界経済のネタ帳より引用

実感としても、この10年以上、中国や東南アジアを歩いていると、
1万円札がどんどん薄くなっていくような感じがする。

円安と現地の物価高で、以前に比べて1万円札の使い手が確実に低下していると思う。

アジア内でも日本の立ち位置が低下している

この状況が、これからも続くのかどうかは予測できないが、世界的なインフレの流れは止まらないと思う。

そうすると、コツコツと資産形成をしていても、お金が貯まるよりも、

「お札が薄くなるスピード」

の方が速くなっているような気がする。

早くからこの状況を予期していたわけではないのだが、

「貯めるよりも、稼ぐ力が大事」

という考えに重きを置いて、生活設計をしてきたのは大正解だと思っている。

副業やフリーランスの経験がない人は、そういった方法で稼ぐ事が、ものすごく難しいと感じると思う。

もちろん副業やフリーランスなど考えずに、
定年退職まで会社勤めを続けて、
退職金と年金で楽々とした生活が続けられるのであれば、全く問題はないと思う。

インフレの流れとお札の価値低下への懸念

ただ公的年金が安泰だと思っている人は少数だと思うし、
どれだけ多くの蓄えがあるとしても、
よほどの資産防衛をしなければ、インフレが進んで老後の生活を維持するのは難しくなるのではないかと思う。

小学生の頃、母親が

「物価は10年で倍になる」
「定期預金も10年で倍になる」

とよく言っていたのを覚えている。

普通のインフレが進めば、投資や資産形成で額面が増えても、
同じ位に物価が上がってしまえば、
お金の価値は全く変わらないという事だ。

平成の30年間は物価が上がるどころか、
緩やかに物価が下がるデフレが続いていたので、貯金が最強の資産形成だったと言える。

貯金といっても、そもそもほとんど金利がつかないのだから、
要は「何もしないことが最強の資産形成」という異常な状態が続いていたため、

「何かにチャレンジしよう」とか、
「副業や稼ぐ力を高めよう」

などと考える必要はなかったのだろうが、コロナで時代は大きく変わってしまった。

老後の不安と資産防衛

インフレや円安だけでなく、公的年金の破綻とか日本の財政破綻の可能性についてのニュースを聞くと、不安でしょうがない。

一方では、情報革命やAI革命が爆発的に進んでいる時代に、

「何もしないで、コツコツ貯金をする」

という生き方が、本当に正解なのかどうか分からなくなってしまう。

欧米の物価が上がりすぎて、普通の日本人は、肩身が狭くなったのと同じように、
将来は東南アジアでも肩身が狭くなるのかと思うと、本当に心配になる。