東南アジアで50代から始める自由生活

東南アジアで見つけた「自由な生活」

2011年頃から、1年の半分を海外で過ごすようになって、自分の性格が明るくなり、肩の荷が下りたような軽やかさを感じている。

それまでは仕事に追われる日々で、
同僚とゆっくり会話する余裕すらなかった。

しかし、拠点を中国から東南アジアへ移した2014年頃から、生活に変化が訪れた。

東南アジアでの自由な生活は、私にとって新しい価値観を与えてくれた。

カンボジアで見た「究極の幸せ」

あるとき、アンコールワットで有名なカンボジアのシェムリアップにあるゲストハウスに滞在中、
現地の家の軒先で30代くらいのカンボジア人の男性がハンモックに寝そべり、
タブレットを片手にリラックスしているのを見た。

飲みかけのビール瓶がそばに置かれ、
Tシャツと短パン、ゴム草履だけというシンプルなスタイルで、彼はとても満足そうだった。

この姿を見たときは「これこそが究極の幸せかもしれない」と感じた。

必要なものだけに囲まれた、ある意味でミニマリスト的な生き方のように見えた。

シェムリアップは、第二次世界大戦前のフランス統治下では避暑地としても使われていたので、街並みはこじんまりとして綺麗な店が多い。

私もそんな風に自由でリラックスした生活を送りたいと思ったが、それだけで満足できるかと言えば、また違う。

ときには賑やかな場で友人と過ごしたり、
美味しい食事を楽しんだりしたい気持ちもある。

つまり「選択肢のある自由」こそが理想だと気づいた。

東南アジアの生活コストと豊富な選択肢

日本の都市、特に東京のような大都会には、
多様な選択肢が揃っている。

しかし東京での豊かな生活は膨大なコストを伴い、食事や家賃、娯楽の料金はかなり高い。

それに比べ、東南アジアのバンコクやホーチミンにはそこそこの選択肢がありながら、生活費が抑えられるというメリットがある。

レストランの種類も豊富で、クオリティの高い食事でも5000円ほどで大満足できるのは驚きだ。

バーやクラブなども多く、日本の地方都市に比べれば圧倒的にエンターテイメントの選択肢が多い。

理想のライフスタイル 「好きな時、好きな所で、好きなだけ」

最終的に私が目指す生活は「好きな時に、好きな所で、好きなだけ過ごす」ことだ。

セミリタイアを考える50代、60代の人たちにとっても、この選択肢の多様さは重要だと思う。

このブログでも繰り返し書いているが、
円安とインフレが常態化してしまったのだから、
セミリタイアとか早期FIREを実現するには、
とにかく生活コストの安い場所を探さなくてはならない。

3000万円貯めたからと言ってFIREできるほど単純ではない。

生涯現役で稼ぐ力を保ちつつ、
生活固定費を下げながら
豊かな生活を設計するスキルが必要になる。

ベストセラーになった超ミニマルライフの著者:四角大輔さんが書いているよう、ミニマルライフコストを把握することが重要だ。

それは節約や切り詰めた生活という意味ではなく、「本当に豊かな生活とは何か、ゆとりとは何か」
を問い詰める、ある意味哲学的な作業なのだ。

東南アジアでは日本ほどコストを気にせず、
生活の質を保ちながら過ごせる環境が整っている。

こうした場所で自由に選択肢を楽しむことで、
心の豊かさを感じる日々を送れるのだ。

東南アジアでのセミリタイア生活を検討する際、
無理に豪華な生活を目指すのではなく、
自分が心から楽しめることに重点を置くべきだ。