50代の海外セミリタイア希望者に伝えたい フットワークの軽さと経験の価値
東南アジアを拠点にする前、
私は中国の上海や大連に頻繁に通っていた。
4年近く通い、土地勘もついていたので、
国内線や新幹線(高鉄:ガオティ)を活用して自由に移動する生活を楽しんでいた。
当時から中国は交通インフラが整備されており、
新幹線網が広がって国内移動がとても便利だった。

休日はごった返す大連の中心部。2013年頃
現地での移動でも、地下鉄やタクシー、バイクタクシーまで上手く活用して現地の生活に馴染んでいたのだ。
突然の上海訪問:即決で動いたフットワーク
以前にも書いたが、私の自慢話を紹介する。
ある日、大阪での営業セミナー中に、友人から
「今、上海にいるけれど、今夜一緒に飲まない?」
と誘いのメールが届いた。
最初は「今夜?」と驚いたものの、時差もわずか1時間で、関空から上海までは2時間半程度だ。
そこで昼休みのうちにフライトを調べたところ、
午後8時過ぎの上海行きにエコノミーの空席があり、すぐに予約を入れた。
午後4時にセミナーが終わってから関空へ向かい、夜のフライトに搭乗。
浦東空港には現地時間の11時前に到着した。
出入国検査を手早く済ませ、
慣れた道をタクシーで移動し、
上海の歓楽街「虹橋」のクラブに向かった。
距離や国境を気にせずすぐに動くフットワークの軽さが、海外生活を楽しむコツだと実感している。
同じように現地での公共バスの乗り方を覚えるとか、高速バスでの移動を経験するなども重要な生活スキルとなる。
20代とか30代の若者のような無鉄砲なフットワークの軽さではなく、時間が十分にあることと、人生経験を武器にしたミドルらしいフットワークだ。
高速バスでの移動はタクシーをチャーターするより5分の1から10分の1位の金額で移動することができる。
こういったスキルで低予算のセミリタイアを実現し、結果的にゆとりのある時間が生まれ、
メンタルが和らいでくるのだ。
東南アジアの生活 フットワークの価値
東南アジアでは中国のような規模の新幹線網こそないが、近隣の都市へは飛行機で短時間でアクセスできるため、フットワーク軽く移動できる環境が整っている。
セミリタイア生活を楽しむ50代・60代には、
このような自由な移動スタイルが非常に魅力的だと思う。
予定に縛られず、突然の誘いや気分に合わせてフレキシブルに動ける生活は、現役時代には得られなかった自由そのものだ。
無理のない旅と経験を重ねる大切さ
こうしたフットワークの軽さや現地での交渉術は、すぐには身につかない。
何度も訪れて経験を重ねることで、
必要な時にすぐ行動できるようになる。
ネットで得た情報を過信せず、
実際に試して経験してこそ、
自分にとって本当に役立つスキルとなる。
セミリタイアを目指すなら、こうした柔軟なフットワークと適度な現地体験の積み重ねが、より豊かな海外生活を実現してくれるだろう。

