日本から海外に向かう時、私の荷物の中にはいつもワカメの即席味噌汁12個入りが入っている。
お湯を注げばすぐ出来る。これは非常に便利で、味噌汁はもちろん、きゅうりやキャベツなどの生野菜を食べる時にも重宝している。
別にワカメではなくても良いのだが、1番安いのでこれを選んでいる。
海外生活に欠かせない即席味噌汁
最近はあまり見かけなくなったが、少し以前の海外旅行のガイドブックなどを読むと、「洋食に飽きた時のためにフリーズドライのお茶漬けなどを用意すると良い」などと書かれており、ロフトなどの旅行用品コーナーにも即席の食品がいくつも並んでいる。
洋食だけではなく、和食に比べれば東南アジアの食事も脂っこいものが多く、お茶漬けやお粥が恋しくなる事がよくある。
コロナの時の最初の隔離ホテルではフリーズドライの味噌汁のほかに、乾燥納豆や乾燥豆腐、乾燥大根おろしなど様々な非常食を用意した。
生まれて初めての経験だし、何しろ2週間の長丁場なので色々と工夫してみた。
ネットを調べたり、14日間の隔離生活のシュミレーションを繰り返す作業は、登山やキャンプの計画を立てるように楽しかったのだが、結果的には乾燥納豆と乾燥大根おろしはハズレだった。
コロナの隔離ホテルでも和食メニューがあった
もっと良いものが他にもあったのかもしれないが、ここまで用意する必要はなかった。
隔離ホテルでは1日3食の食事メニューを前日に予約することができる。
バンコクでは合計4回の長期隔離(14日間× 3、10日間× 1)を経験したが、そのうち3回は和食メニューがあった。
予約は全てLINEから行い、写真入りのメニューには「味噌汁、お新香、焼き魚」などと書いてある。
しかし「和食という名のタイ料理」のようなものも多く、日本で食べる500円前後の朝定食や1000円位の焼き魚定食などが無性に恋しくなった。
日本で食べる吉野家とかすき家の朝定食は、ご飯と生卵と味噌汁に小さな漬物が付いただけのシンプルなものだが、これを海外で食べると格段に美味しく感じる。
隔離生活の工夫と和食の魅力
バンコクにはたくさんの和食チェーンが出店しているが、大戸屋などは現地ではファストフードというよりは中~高級料理店だ。
昼時には、少し格上のサラリーマンやOLたちのビジネスランチになっているし、夜はスーツ姿のビジネスマンの会食の場になっている。
こういったチェーン店は大きなショッピングモールの中に出店していることが多く、殆どの場合、その半分から3分の1位の価格帯のフードコートが併設されている。
普通のOLやサラリーマンはこういったフードコートで食事をすることが多く、大戸屋とかココ壱などは1段格上の「レストラン」という位置づけだ。
カップヌードルも無性に食べたくなるものの1つで、どん兵衛や赤いたぬきは、多少かさばるけれども1つか2つは持参しても良いかもしれない。
ホテルではなく、コンドミニアムやゲストハウスなどでもお鍋を使うことができれば、袋麺の方がかさばらない。
現地の和食チェーン店とご褒美の食事
バンコクやホーチミンの日本人向けスーパーでは、どん兵衛や赤いきつねは日本の特売で買う場合の3倍以上の値段になるので決して安くはない。
とは言っても、「高いから我慢する」というほどの値段ではないので時々買って食べるのだが、日本ではどうと言うことのないことでも、現地の生活の中では「自分へのご褒美」的な「イベント」の位置づけにすることもできる。
カップヌードルをご褒美にするというのは半分冗談だが、大戸屋の焼き魚定食とかココ壱のカツカレーなどは十分にご褒美としての価値がある。

