FIRE後も仕事を辞めるな!本当に脱出すべきは「居心地の悪さ」

「仕事を辞めたい」の本質

FIREを目指す人なら、誰でも「早く仕事を辞めたい」という気持ちを持っていると思う。

しかし、本当に辞めたいのは仕事ではなく、「居心地の悪い空間で生きること」に違いない。

仕事そのものが好きでない場合もあると思うが、それだけで仕事を辞めたいと考える人は多くない。

いくら嫌な仕事でも、それをやることで生活の糧を得ているわけだから、よほど暴力的な苦役を強いられているのでなければ、仕事の内容だけで「辞めたい、辞めたい」と思い続けることは少ないだろう。

真の不快要因の分析

居心地の悪い時間や空間、息苦しい時間や空間を分析してみると、まず「職場に行かなければいけないこと」、「1時間以上も満員電車に乗らなければいけないこと」などの物理的な苦痛が挙げられる。

在宅ワークだとしても、「定時にパソコンの前に座らなければいけない」という義務は決して楽なものではない。

逆に考えると、「何時に起きても良い」、「何時から仕事を始めても良い」という状況であれば、苦痛の度合いは大きく変わる。

失業と貧困の本質的な違い

作家の 橘玲が「無理ゲー社会」の中で、「人間が最も絶望するのは、貧困ではなく失業だ」と書いている。

生活の糧を得る手段を失うことの恐ろしさは、経験した人でなければわからないだろう。

本当の貧困は「居心地の悪い・息苦しい」などとは比較にならないほど辛い状況だと思うが、これも「貧困とは何か」と分析を続けていくと面白いことがわかる。

稼ぐ力の重要性

私はこのブログの中で、最低生活固定費を日本の大卒初任給の半分と定めている。

2024年の大卒初任給は約23万円なので、単身世帯の場合は月11万5千円だ。

これを稼げるチカラがあれば貧困ではない。

貧困とは絶対的な金額の水準ではなく、「稼ぐ力があるかどうか」で決まるものであり、最低生活固定費を稼ぐ力がない状況が貧困であり、それを稼ぐ力がある場合は貧困ではないのだ。