■FIRE実現の近道としての株式投資
FIRE(早期リタイア)を実現するためには積極的な資産形成が必要だが、その中でも確実で取り組みやすいのが株式投資だ。
不動産投資や太陽光発電への投資、暗号資産など様々な投資対象があるが、普通の個人が限られた所得の中で長期的に取り組みやすい投資対象は株式が最適だ。
最近では個別株の投資はリスクが高く、世界中の市場に投資できるETF(上場投資信託)やNASDAQ市場に連動するETFへの投資が主流となっている。
ETFへの投資では特定の銘柄を5年、10年と保有し、ドルコスト平均法でコツコツ積み立てていくのが王道だ。
■投資成功の心理的要因
多くの人が成功できない理由は、「もっと良い投資対象があるのではないか?」とか、「今売ったほうがいいのか、それとも買ったほうがいいのか」などと、迷いが生じるからだ。
これは人間の本能的な行動なので抑制する必要があるが、無理に抑制すると、どこかで感情が爆発してしまう。
そのため、本来の欲や迷い・不安などは抑えつけず、適度に受け入れる方がメンタルは安定する。
そのため、迷ったときや不安になったときには自分が安心できる拠り所が必要だ。
それは信頼できる株式チャートや情報源だ。
■チャート選びのポイント
信頼できるチャートは自分で探すしかないが、簡単な方法がある。
結論を言えば、「大勢の人が使っているチャートが信頼できる」ということだ。
ネットで調べると「必勝法」や「究極の売買手法」といったキャッチフレーズで、怪しげなチャートやプログラムが販売されているが、99.9%は信頼できないものだ。
なぜ多くの人が使うチャートが最も信頼できるかと言えば、多くの人がそのチャートを参考に売買行動を取ることで、その結果として株価もその通り動くからだ。
■実践的なチャート活用法
初心者の場合、移動平均線などから始めることが多いが、それがうまくいかないと、出来高加重移動平均線やその他の指標にも挑戦する。
セミナーや模擬売買ではうまくいくと感じても、実際にその理論に基づいて売買を始めるとうまくいかないことがほとんどだ。
そのようなときには、多くの人が参考にしているチャートや、出来高が多い株式(ETF)の売買を試してみると、「チャート通りに動く」ということが実感できる。
私が推奨しているのは「MACD(移動平均収束拡散法)」と「一目均衡表」の2つだ。

重要なのは、大勢の人が使っているだけではなく、その売買代金も注目すべきだ。
多くの個人投資家が使うチャートでも、売買代金が少なければ市場への影響力は限定的だ。
一方で、機関投資家や投資ファンドが利用するチャートは、膨大な資金が動くため、市場全体に大きな影響を与える。
特に欧米の機関投資家に人気のある一目均衡表やMACDは、信頼できる指標と考えてよいだろう。

