年間2週間の海外生活は可能か?
年間2週間の海外生活プランとは?
私が多忙なセミリタイア希望者にお勧めするプランは、56歳位から「年間合計2週間の海外生活」を目指し、3~5泊の小旅行を年に3回チャレンジするというものだ。
そして、徐々に海外での生活時間を延ばし、63~65歳の時点で年間10週間、1年の2割を海外で暮らすというプランである。
この「2割」という数字には特に深い意味はないが、2:8の法則などから考えても、これぐらいあれば
「たっぷりとリラックスできるだろう」
といった程度のもので、殆どの方は「いくらなんでも長すぎる」と感じるかもしれない。
しかし、本当の意味でリラックスするには、「1日中、何もしない」とか「1週間、ただボンヤリと海を眺める」といった生活が理想だと思う。
パタヤで感じた「本物の生活」
昨年の6月、東南アジア有数のリゾート地であるパタヤにしばらく滞在したが、高級コンドミニアムに滞在している欧米人のノンビリとした生活ぶりを見て、「これが本物の生活だな」と感じた。

コロナ前の日本人の海外生活のイメージは「短い期間にパッとお金を使う」というものだったが、円安と現地の物価上昇により「パッと使う」ことも簡単ではなくなった。
円安と物価上昇による影響
1バーツは10年で3円から4.5円へと50%値上がりしており、東南アジア各地の物価も概ね5割増しだ。
感覚的には円安と合わせて「10年前の2.5倍」と考えていいだろう。
こうなると、「短期間でパッとお金を使う」とか「日本人は金持ちだから、まぁ、どこへ行っても歓迎される」という考え方は捨てなければならない。
真にリラックスできる海外生活の設計
そういった「成金的生活」を目指すのではなく、金額ではなく
「本当にリラックスできるか」
「本当に楽しむことができるか」
という視点で海外生活を設計すべきだと思う。
ホテルは五つ星でなくても十分な生活ができるし、高級レストランより地元のレストランの方がおいしいものを食べられることもある。
そう考えると、「旅慣れ」が重要であり、
「それを、忙しさとどう両立させるか」
がセミリタイアライフの設計図であると思う。

