持続可能な節約と生活の質の両立
生活固定費を低く抑えていれば、適度な収入があれば金銭面の問題は解決する。
私が実際に削減した固定費項目を見ると、住居費削減では仙台は自宅所有により家賃0円、バンコクは日本人エリアから郊外への移住で30%削減した。
通信費削減では日本は格安SIMへの変更で月3,000円削減、バンコクは現地SIMとWi-Fi活用で月2,000円削減している。
保険費最適化では海外旅行保険の年間契約で月割りコスト削減、不要な生命保険の解約を行った。
ミニマムライフコストを意識しながらも、緊急事態への備えは欠かせない。
緊急資金の確保として、日本では6ヶ月分の生活費(75万円)、バンコクでは3ヶ月分の生活費(30万円相当のバーツ)、クレジットカードを緊急時の資金調達手段として準備している。
医療費への備えとして年間保険料15万円、現地医療費積立月5,000円、緊急帰国費用50万円を確保している。
節約が目的ではないのだが、結果的には「何もしないし、お金を使わない」という究極の贅沢ができる。
私が実践している質を維持した節約では、食事の工夫として屋台・食堂中心だが、週1回は高級レストラン、日本食材は厳選して購入、現地の旬の食材を積極活用している。
住環境の選択ではプール・ジム付きコンドミニアムを維持、郊外でも交通アクセスの良い場所を選択、清潔性と安全性は妥協しない。
娯楽・趣味の継続ではマッサージ・スパは回数を調整して継続、旅行は近距離・長期滞在型にシフト、読書・映画など低コストの娯楽を充実させている。
私は東南アジアでの生活を楽しんでいる。 物価が安く、寒い冬がないこと、服装の自由さが気に入っている。
日本では服装に注意しなければならず、同調圧力が強いことが息苦しい。
セミリタイア生活を送る上で「自分を律する力」が重要だ。
持続可能な節約生活の要素として、精神的な満足度の維持(東南アジアでのリラックスした生活)、社会的つながりの確保(現地・日本両方での人間関係)、健康管理の継続(医療・運動への適切な投資)、将来への希望(スキルアップと収入源の多様化)がある。
年間150万円という予算制約の中でも、これらの要素を維持することで、長期的に継続可能な海外セミリタイア生活が実現できている。

年間生活費150万円の実現は、最低生活固定費やミニマムライフコストを意識しながらも、東南アジアでのリラックスした生活の質を維持する絶妙なバランスが必要だ。
私の実体験では、副業収入10万円と資産取り崩し5万円の組み合わせにより、物価上昇や円安の影響を受けながらも、持続可能な海外セミリタイア生活を継続できている。
重要なのは、単なる節約ではなく、フリーエージェントとしての働き方を活かした収入確保と、生活の質を下げない工夫を両立させることだろう。

