個別株には業績変動リスク
以前に、安心なセミリタイア生活の設計には
毎月分配型の投資信託が役に立たないことを説明した。

Recraft-V3で作成
では、配当性向の高い個別株はどうだろうか。
配当性向の高い個別株の魅力とリスク
武田薬品や花王、アサヒビールなどは
30年以上増配を続ける優良企業で、
セミリタイア生活者にとって人気の銘柄だ。
しかし、一昔前には安定していた東京電力や日本航空も無配に転落した過去がある。
個別株には業績の変動リスクがあり、
大幅な値下がりや無配転落、
最悪の場合は100%減資(株価が0円)もあり得る。
減配リスクの低い会社を選ぶ
減配は企業にとって極めて厳しい選択だ。
何とか配当を維持しようと努力するため、
減配リスクの低い会社は優良企業と言える。
数年間には、シルバー世代に人気の日本たばこ産業(JT)が上場以来初めて減配を実施した。
配当利回りが7%を超えていたが、
喫煙人口の減少や古い企業体質が嫌気され
株価は右肩下がりだ。
長期投資の心構え
「JTは潰れない」と考えての配当狙いも一つの手だが、
「配当をもらっても株価が下がれば損」と考えて敬遠するのも理解できる。
個別株の投資はリスクとリターンのバランスを見極めることが重要だ。
「この株とは死ぬまで付き合う」覚悟で
株式投資の基本は個別株投資だ。
マーケットは上がったり下がったりを繰り返し、
ときには大暴落も起こる。
若いうちはメンタルがやられても回復できるが、
セミリタイア生活に入ってから精神的にダメージを受けるのは避けたい。
個別株投資では、「この株とは死ぬまで付き合う」くらいのつもりで長期投資をするのが良いと思う。

