FIREとメンタルケア
早期リタイアでもFIREでも、これらを目指す際にはメンタルケアは非常に重要な要素だと考える。
40代や50代の働き盛りでFIREを計画している場合、
経済的な準備だけでなく、心理的な準備も不可欠だ。

以下に、早期リタイアにおけるメンタルケアのポイントをいくつか説明する。
1. リタイア後の目標設定
早期リタイア後の生活は、仕事や職場で得られる達成感や社会的なつながりが失われるため、メンタルバランスを崩すことがある。
そこで、リタイア後の生活に明確な目標やコンセプトを決めることが重要だ。
趣味やボランティア、家族との時間を増やすなどでも良いし、会社時代の上司への復習でも良い。
とにかくメンタルを安定させることが重要だ。
2. 経済的不安の軽減
早期リタイアは経済的な自由を目指すものの、インフレや経済危機などで資産が減っていく不安がつきまとう。
これに対処するためには、経済的に自信を持てる状態を作ることが大切だ。
たとえば、配当収入や不動産収入などは出来るだけリスクオフの構成を心掛け、時間をかけてリバランスを進める。
生活固定費を低めに抑えるローコストライフを実践することで、資産取り崩しの不安を和らげることが出来る。
3. 社会とのつながりの維持
リタイア後、社会とのつながりが希薄になると孤独感や疎外感が生じやすい。
これを避けるために、私は心底信頼し合える友人を大切にしている。繋がり方はリアルでもオンラインでも良い。
4. 働くことを完全にやめない選択
完全リタイアで稼ぐチカラを失ってしまったら、
メンタルを穏やかに保つのは至難の技だと思う。
デフレの時代ならいざ知らず、
円安とインフレが進む状況では、
多少の金融資産があったとしても、
安定したセミリタイヤライフは望むことができない。
日本の年金生活者に人気のあるタイのチェンマイでは、
円安により実質収入の減った日本人年金生活者が
生活困窮者に落ちていくケースをたくさん聞く。
メンタルケアと言えば、瞑想やマインドフルネスなどが思い浮かぶが、お金が絡む話はそれほど簡単ではない。
稼ぐチカラを保ち続けることと、生活レベルを柔軟に変えることができるローコストライフこそが、セミリタイア生活の奥義だと自負している。

