サイドFIREを目指せ・50代から始める自由な働き方

50代・60代のセミリタイアを目指す方へ 自分らしい働き方と自由を手に入れる道

私のビジネススタイルが大きく変わったのは2008年のことだった。

この年、私はWEBマーケティングに特化したホームページ制作サービスを開始し、ダイレクト・レスポンス・マーケティング(DRM)を基盤にした新たなビジネスモデルを導入した。

初期費用も高額だったが、
何よりも毎月の管理料収入が安定し、
営業にかかる負担が減ったことで肉体的にも精神的にも身軽になったのを感じた。

この成功体験は、その後のライフスタイルと働き方に大きな影響を与えた。

ビジネスの成功と広がる世界

新しいビジネスモデルのおかげで、私は全国規模で活動を広げることができた。

この成功を機に、自分へのご褒美として2011年から頻繁に海外を訪れるようになった。

営業いらずのビジネスは順調で、
自由に動き回れる生活は、
私にとって理想的なライフスタイルだった。

しかし、問題は次第に顕在化してきた。

私の海外滞在が業務の一環として理解されず、
同業者から、「伊島は仕事をサボっている」と陰口を叩かれるようになったのだ。

古い体質の組織と新しい働き方の衝突

私は当時からリモートワークやクラウドを活用し、
どこにいても仕事ができる仕組みを整えていたが、
所属する業界団体の一部の役員たちは
そうしたシステムに疎く、私の働き方を理解してもらえなかった。

特に高齢の役員たちからは「海外で遊んでいるだけ」と誤解され、パワハラのような対応をされることが増えていった。

何度説明しても改善されず、ついには人間関係がこじれ心が疲弊してしまった。

距離を置きたくても置けない状況

何とかこの人間関係から距離を置きたかったが、
業界団体という性質上、定期的なイベントや会議には出席しなければならず、
完全に避けることはできなかった。

どんなに不満があっても、会議やイベントでは表向きは礼儀正しく対応するしかない。

役員会議やイベントでは、クライアントや他の役員もいる手前、感情を露わにできない状況が続いた。

直前には我慢の限界に達しており、自分でも何をしでかすか分からないほどだった。
それが、コロナのおかげで暴力沙汰に及ばずにすんだのだ。

想像の世界の自分

コロナによる変化と新たな解放感

そんな状況が一変したのは、
コロナによる大変化だった。

2020年に入り、コロナの影響で業界団体のイベントや会議がオンラインに移行すると、現地に赴く必要がなくなり、苦手な役員とも距離を置くことができたのだ。

ZOOMやGoogleミートなどのオンラインツールを利用し、顔を合わせることなく業務をこなせるようになったことで、大きな解放感を味わった。

一部の役員たちは新しいツールに不慣れで、
最初は右往左往していたようだが、
私にとっては心地よい環境で仕事ができるチャンスが増えた。

コロナ禍で困難な状況に直面した人も多いが、
私にとっては自由を手に入れるきっかけとなり、
新しい働き方への転機となった。

セミリタイアのための教訓と これからの働き方

この経験を通じて、人間関係のストレスからの解放の重要さを再確認した。

50代・60代で海外セミリタイアを目指すなら、
心身の健康と自由を両立させるために、
IT技術を活用して場所にとらわれない働き方を模索することが鍵だと思う。

自分のペースで働けるビジネスモデルや、
人間関係に縛られない仕事環境を構築すること。

今の時代、テクノロジーを駆使してこのようなライフスタイルを実現することは十分可能だと感じている。