セミリタイアを考える適齢期とは?
セミリタイアとかサイドFIREを始めるのは、何歳が適当かと聞かれれば、私は迷わず「40代後半で構想を練って、50代前半で行動を起こすべきだ」と答えるだろう。
このブログに到達したあなたは、
「セミリタイアをしたい」と考え、
「なんとなく今の生活に息苦しさを覚えている」
のではないかと思う。
ファイヤするためには、準備や作戦計画など色々なことが必要になる。
そういったことを行うためには、
「早すぎてもダメ、遅すぎたら無理」
ということになる。
悩みの原因:健康、お金、人間関係
ある意味、大きな冒険にチャレンジするので、
自分のメンタルが健やかでなければならない。
しかし、人間は年齢とともに少しずつ心を病むようになり、
場合によっては回復できなくなるケースも出てくるのだ。
「人間が最も不幸に感じるのは何歳ですか」と調べると、
46歳という答えが出てくる。

そしてその解説には「20代、30代と年齢を重ねるにつれ幸福感は薄れ、40代半ばで底を打ち、その後は緩やかに回復する。」と書かれている。
これは果たして本当だろうか?
人間の悩みのベストスリーは健康、お金、人間関係だ。
日本社会の現状と幸福度ランキングの真実
健康に関しては、20代30代の若さがなくなってきて、様々な体調不良を感じるのはこの頃だ。
私もその通りだったし、日本では昔から42歳を厄年と言って、
その後数年は気をつけなければいけないと言われている。
健康に不安が出れば、人間だから何か対応をすることになる。
お酒を控えたり、ジョギングやウォーキングを始めたりと、
かなりの部分は生活改善や自助努力で何とかなる。
しかし、悩みのうちのお金と人間関係については同じように言うことはできない。
今の日本の社会は極端に息苦しい世の中であり、
その証拠が世界の幸福度ランキング51位(2024年)と言う数字だ。
セカイハブ
https://sekai-hub.com/statistics/world-happines-report-ranking-2024
国は借金だらけだし、人口構造は世界史上稀な高齢社会になっているわけだから経済や社会がうまく回るはずがない。
ただ、それを認めたら為政者(お上)はメンツが丸つぶれだから、
いろいろなことを言って矛盾や歪みを隠そうとする。
足りない分は副業で稼いでください
ここ10年ほどで長時間労働の慣習は大きく改善された。それ自体は非常に良いことだろう。
働く側にとってもありがたいことだし、雇う側にしても「残業代の削減になる」と考える。
実際には、働いている人の全てが過労死やウツ病になるほどの長時間労働をしていたわけではなく、多くの人たちが
「残業代が減って生活が苦しい」
「もっとシフトに入りたい」
と感じているのだ。
そして長時間労働改善の流れと同時に、
お上はセットで「副業解禁」を打ち出した。
要するに「足りない分は副業で稼いでください」と言うことだ。
資本主義の残酷さがハッキリと形となった、非常にわかりやすい事例だ。
長時間の労働を減らして副業を解禁すると言うのは、セーフティーネットがどんどん弱くなっていると言うことなのだ。
自己責任とか自助努力と言う言葉で飾られているが、
「会社は従業員を守らない」と言う本質がむき出しになったのだ。
もう一つ悩みである人間関係も同じだろう。
インフレによる実質賃金低下で生活はどんどん苦しくなっている。
その中で必死に会社にしがみついて生活の糧を得なければならない人も大勢いる。
パワハラやセクハラはかなり減少したようだが、
職場と言う環境の中で陰湿ないじめやネグレクトなど、
今まで以上に人間関係の悩みが増しているはずだ。
要するに、年齢が46歳を過ぎたとしても、
社会環境が上向かなければ不安や悩みは回復しないと言うことだ。
自由を得るための準備と行動のススメ
先程の世界幸福度ランキングでは、例えばベトナムは54位、タイは58位と、一人当たりGDPとの相関はない。
要は悩みの原因はその国の職場環境や人間関係、自然環境が主であり、日本のような核家族化と低迷経済の世の中では幸福度が上昇するはずはないのだ。
ちなみにこの幸福度ランキングでは、コロナ前には日本の順位は58位とか62位と言うひどい数字になっているが、その後コロナの発生とともに徐々にランキングを上げている。
統計の方法は詳しくわからないが、3年間の統計を取るらしく、
2024年の51位と言う順位は「コロナ収束後初めての数字」と解説されている。
おそらくコロナによる給付金や「ある意味、静かで穏やかな社会」でランキングが底上げされたのではないかと思っている。
従って、それらのコロナ効果が消える来年以降はさらに順位が下がると予測しているのだが、毎年5月ごろに統計が出るようなので、次回の結果を見て、私の予測を検証したいと思う。

