海外で生活していると、不思議なほど物欲がなくなる。
海外生活で物欲が減る理由
もともと海外生活を始める前から物欲が強い方ではないが、それでもMUJIとか百均などに行けば、衝動買いをしたりいらないものを買ったりもする。
ネットを見ながら、ふとアマゾンの広告を見て買ってしまったり、欲しいものリストに入れたりすることもある。
ところが海外にいる場合、そもそも百均や無印などに行く機会が少なくなる。
物欲刺激システムからの解放
いま私が拠点にしているバンコク市内のラマ9という場所には、セントラルプラザグランドラマ9という巨大なショッピングモールがあり、ユニクロやマツキヨ、無印などの日系店舗だけではなく、中国資本・韓国資本を含めて、ありとあらゆるお店が並んでいるが、殆ど見に行く事はない。
どういう気持ちの動きなのかわからないが、やはりタイ語がわからないことが1番の原因だと思う。
それは商品を買ったり説明を聞いたりすることが出来ないという意味ではなく、店内に溢れる広告宣伝とか内装などから受ける刺激が極端に少なくなるせいだと思う。
資本主義の物欲刺激システム
ちょっとした小物や雑貨などの衝動買いや、要らないモノ買いにどれぐらいのお金を使ったかを計算した事はないが、普通に日本で暮らしている場合は誰でも、こういった物欲刺激システムに負けた経験があるだろう。
衝動買いの統計データがあるかどうかわからないが、平均的な生活者が日本国内で普通に物欲を刺激されていれば、月に5000円位は無駄なモノに使ってしまうだろう。
例えば「東京都内1人暮らし+費用」で検索すると、家賃を含めた合計で約21万円弱になるようだ。
ここに奨学金の返済の平均額の1万5000円をプラスすると、ちょうど大卒初任給とほぼ同じ金額となる。
いつの時代にも「大卒初任給で、都内でそこそこの一人暮らしができる」という物価水準は変わっていない。
5000円という金額の価値
もちろん山手線の内側となれば少し割高となるだろうし、都心五区なら更に割高となる。
この金額から、住居費や食費・水高熱費・通信費、交通費や諸雑費などを差し引くと、趣味や遊びに使える金額は2万円から、多くても3万円が限度だろう。
総務省の調査では教養娯楽費は1万8000円と出ているが、場所によっては交通費がかなりかかるし、自炊か外食によって食費も大きく変わってくるので、平均すれば大体2万円前後と考えて良いだろう。
この2万円から見れば、衝動買いの5000円は25%に相当するので、かなり大きな金額だ。
ミニマリスト生活の実践
誰もが衝動買いをするわけではないと思うが、物欲刺激システムに抗う事は難しい。
だから物欲を刺激されない海外での環境は非常にありがたい。
日本国内にいる場合、ミニマリストの生活を追求するのは簡単ではないが、物欲が刺激されにくい海外で、住居を定めないノマド生活をしていると案外と簡単にミニマリストに近づくことができる。
移動の負担(荷物の重さや数量)の制約があるので、私の場合はキャリーバック1つとリュック1つの生活を基本にしている。
物に縛られない自由な生活
たったこれだけの「家財道具」だけだが、どこにいても
「のんびりと景色を眺めながら、おいしいものを食べる」
「時間を気にしずに、Netflixを見続ける」
「1日中、好きな本を読みまくる」
という生活ができるのだから、何も困る事はない。
そう考えると、ものに溢れ、かえっている都市での生活とは一体何なんだろうと考えてしまう。
