リラックスと集中を両立する 海外セミリタイア生活
海外セミリタイアを始めた頃は予算も限られていたため、
常に贅沢な暮らしをしていたわけではなかった。
今ではプール付きのコンドミニアムも普通になったが、
最初は安価なホテルやドミトリーハウスに宿泊し、
快適さとコストのバランスを探る日々だった。
初期の宿泊先探しとノマドワーカーの現実
「ノマドワーカー」や「モバイルワーカー」というと、
どこでも自由に仕事ができるイメージがあるが、
実際には集中できる環境が必要だ。
予算に限りがある場合、個室よりもドミトリーやゲストハウスが選択肢に入る。
しかし集中できない場合には、
次の宿泊先で個室を選ぶなど試行錯誤を繰り返した。
個室はプライバシーが守られ、
荷物の管理も楽なので仕事に集中しやすい。
しかし費用が高すぎると負担になるため、
個室や二段ベッドを選択するなど、
コストと快適さのバランスが大切だと感じた。

ゲストハウスと共有スペースのポイント
ゲストハウスではシャワーやキッチンが共有で、
仕事場も空港のラウンジのような感じで、
大勢で共有する。
利用者が少なく清潔な環境ならば、
ノイズキャンセリングイヤホンを使えば、
仕事に集中できることが多い。
逆に狭く不衛生な場所だと仕事が進まず、
周囲の雑音が気になってしまう。
そのため宿泊先選びでは個室かシェアかというよりも、
共有スペースの広さと清潔さが重要だ。
こういう場所にはノマドワーカー同士のマナーがあり、
電話や会議なども必要最低限の会話にとどめて
お互いに配慮するのが一般的だ。
コワーキングスペースの活用
東南アジアの大都市では、どこでもコワーキングスペースが普及している。
バンコクのプロンポンにある、私のお気に入りのコワーキングスペースは1日約300バーツ(約1350円)と高めだが、その分だけ人が少なく、仕事の効率を考えると価値がある。
こういった場所は仕事に集中できる環境が整っており、
リモートワーカーにとって便利な選択肢だ。
一方で、東京都内や香港のドミトリーハウスは、
狭い共有スペースで仕事がしづらい場合が多く、
料金も高くて長期間の滞在には適していない。
息抜きに外に出るにも費用がかかり、
私の目指すローコストライフには合わないと感じる。
自分に合った滞在環境を見つける大切さ
私のスタイルは低予算で快適な宿泊先と仕事場を見つけ、
同室のメンバーとは適度な距離感を保ちながら、
仕事に集中できる環境を整えることだ。
経済的な余裕ができてきた今では、
仕事に集中したい時は少し位料金が高くても
良いホテルと仕事場を選び、
そうでない時はコストパフォーマンス優先でゲストハウスやコワーキングスペースをうまく活用している。
こういった選択肢が多いことが、
海外セミリタイヤ生活では必須の条件だと考えている。

