海外生活にはホテル暮らし、コンドミニアム・アパート暮らし、住所を決めないノマド生活の3通りがあると思う。
ホテルとコンドミニアムの比較
海外旅行や短期の出張の場合は殆どがホテル暮らしだが、滞在が1ヵ月以上になる場合はホテルに泊まるより、コンドミニアムや短期滞在用のアパートの方が割安になる。
コンドミニアムを賃貸契約した場合は荷物を置くことができるので、いろいろな面で便利になる。
コロナ前、私は毎月、日本と海外を往復して、2週間は日本、2週間は海外のような生活をしていた。
毎月のように6〜7時間のフライトを繰り返す場合には荷物が少ないほうが楽だし、そのコンドミニアムから3泊とか4泊のショートトリップに出る場合は、リュック1つで出かけられるのでモノ凄く楽だ。
荷物が増えてくるとフットワークが重くなるという欠点もある。
海外での賃貸契約は日本ほど楽ではないし、簡単に引っ越しもできない。
コロナ前、バンコクのトンローというところで、3年ほどコンドミニアム生活をしていたが、コロナの影響で9カ月間渡航することができなかった。
投資の家賃は22000 バーツ (当時のレートで8万円ほど)だったので、2週間ほど滞在するには非常にリーズナブルな金額だったのだが、全く利用することができなければカラ家賃を払い続けることになるので家賃の減額交渉をした。
しかし、コンドミニアムのオーナー(日本人)からは、全く交渉の余地はないと拒否されてしまった。
最初は形式的に「半額に減額してほしい」と提案して、実際の落としどころとして2割引位を狙っていたのだが、ゼロ回答だったので即刻退去を決意した。
こういった経緯があったので素早く退去を決意できたが、そうでなければ今でも住み続けていたかもしれない。
幸か不幸か、その後は自分で経営していたエアビーの民泊ホテルがコロナの影響で空室となっていたので、そこに1年半ほど生活した。
ここはトンローのコンドミニアムよりも更にロケーションが良いアソークという場所で、部屋も広く快適な生活だったのだが、2022年の秋に撤退を決意した。
コロナ禍での海外生活の変化
その後は、住所を決めないノマド生活を続けているが、実際に生活をしてみると、この方がはるかに楽だということに気がついた。
ホテルやドミトリー、エアビーの民泊を渡り歩く生活なので、荷物を置いておくことができない。
だから持ち運ぶ荷物はどんどんと軽量化していく。
最近では成田空港や羽田空港だけではなく、バンコクのスワンナプーム国際空港でも、機内荷物を預けなければ、カウンターに寄ることなく、オンラインチェックインをして、そのままスマホをかざして、安全検査を通ることができる。
空港の荷物預けカウンターにはビジネスクラス専用レーンがあるから、並ぶといっても長い場合で10人ほどなのだが、ペーパーレスで安全検査まで直行できるのは桁違いの便利さだ。
ノマド生活のメリット
そうなると「絶対に荷物を預けない方法」を追求することになるので、必然的にミニマリストのような考え方になる。
例えば衣類を何組にするか、本は何冊持っていくかなど、荷物も軽量化を考えているだけで楽しくなる。
Z(旧Twitter)でフォローしている世界一周旅行中の方がいるが、その方は「5キロのリュックだけで世界を回っています」と書いている。
さすがにそこまでは出来ないが、私は機内持ち込み可能な40Lのキャリーを10キロ未満にして、容量25Lのリュックを7キロ未満することを目標にしている。
ミニマリズムの考え方を取り入れると、本当に心が軽くなり、豊かな気分になれる。
時間の制約や有害な人間関係から解放されて、さらに、移動の自由を得てしまうと、必然的に「好きな時に好きな所で暮らす」というライフスタイルを目指すのかもしれない。
