バンコク住環境とエリア選択術

住環境とエリア選択の実践

プロンポン・トンロー・エカマイエリア

日本人に最も人気が高いのが、スクンビット通り沿いのプロンポン・トンロー・エカマイ周辺エリアだ。
日系スーパー、日本食レストラン、日本語対応の病院が集中しており、日本と変わらない生活ができる。
家賃相場は1LDKで月8-15万円程度と割高だが、3から4駅ほど離れた場所を選べば、さらにコストを抑えることができる。

筆者も最初はこのエリアに住んだが、日本人が多すぎて海外生活の醍醐味が薄れる面もあった。
安心感を重視したい方や英語やタイ語が全く話せない場合には最適だと思われる。

オンヌット・バンナー・ラマ9エリア

タイ人の中間層が多く住むエリアで、よりローカルな生活が体験できる。
家賃は1LDKで月5-8万円程度と安く、生活費も大幅に抑えられる。
筆者が現在メインで利用しているのもこのエリアだ。

デメリットとしては日本語対応施設が少なく、英語やタイ語の基礎知識が必要な点だろう。
しかし、現地の雰囲気に触れたい方、生活費を最小限に抑えたい方には理想的だと言える。

住居タイプの比較検討

コンドミニアムの魅力と注意点

コンドミニアムは最もコストパフォーマンスが高い選択肢だ。
50-80平米程度の1LDK-2LDKで月5-8万円、プール・ジム・有人セキュリティ付きが標準となっている。
日本の敷金にあたるデポジット(保証金)として家賃2-3ヶ月分が必要だ。

オーナーとの直接契約が最も安く、不動産会社経由だと手数料分高くなってしまう。

筆者の経験では、築4-10年程度の物件が品質と価格のバランスが良好だった。
新築は家賃が高く、築15年以上は設備の劣化が気になる。
筆者の感覚的な見方では、日本よりも経年劣化の程度が早いように感じる。

少し余談になるが、経年劣化については日本は驚異的に優れていると思う。
10年以上前になるが、中国の雲南省の昭通市でコンドミニアムに住んでいた時は、「築8年」と聞いていたが、私たち日本人から見ると、どう見ても「築20から25年」というのが偽らざる感想だった。

サービスアパートメントの利便性

サービスアパートメントは、家具・家電完備、清掃サービス付き、短期契約可能な住居だ。
月7-15万円程度とコンドミニアムより高額だが、初期費用が少なく、手続きが簡単だ。

筆者も初回の長期滞在時はサービスアパートメントを利用した。
1-3ヶ月程度の滞在や、バンコク生活のお試し期間には最適だと思われる。
ただし、長期利用するとコストが嵩むため、慣れてきたらコンドミニアムへの移行をお勧めしたい。