東南アジア

セミリタイア・FIRE

バンコク居住の実践論と魅力

2015年頃からバンコクを海外セミリタイアの拠点に選び、現在では年の半分近くを過ごしている。最大の魅力は月10-15万円で東京以上の生活品質が実現でき、1LDKコンドミニアムが月5-8万円、外食1食300-800円、マッサージ1時間1,000円で利用可能だ。私立病院は世界トップクラスの医療技術で日本語対応も充実し、医療費は高いが日本の公的保険も使える。BTS・MRTで市内主要エリアをカバーし、インターネット環境も良好でリモートワークに支障なく、タイ人の国民性は日本人と相性が良い。
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配車アプリとバス活用で交通費削減

Grabは月7-12回利用で平均単価480-800円、月間費用6,000-10,000円で、従来タクシーと料金同等だが利便性と安全性が優れている。事前予約機能や複数人移動時のGrabCar利用でコスト削減可能だ。長距離バスは予約サイト「12Go」で、バンコク→ビエンチャン約12時間700-1,000バーツ、バンコク→シェムリアップ約8時間500-800バーツで航空券の1/3-1/2のコスト、荷物制限なし、夜行便利用で宿泊費節約できる。年間交通費は国際線8万円+現地交通費15万円=合計23万円で、従来方法55万円から32万円(58%)節約し、バンコク2ヶ月分の生活費に相当する。
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乗り継ぎ戦略とバンコク交通術

日本からバンコクへは往路成田→ホーチミン→バンコク、復路バンコク→ハノイ→成田ルートでハイシーズンでも特典航空券が取りやすい。乗り継ぎは最低2-3時間確保、同一航空会社またはアライアンス内選択で荷物の心配不要、ホーチミン空港は清潔で設備充実、WiFi無料で3時間待機も快適だ。バンコクでは中心地から3-4駅離れたウドムスックやラマ9世駅周辺に住むと物価が2-3割安く、Rabbit Card利用で月間交通費800-1,200バーツ(3,200-4,800円)と日本の定期券代の1/3-1/5で済む。
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日本食材確保と月2万円食費生活

50代半ばを過ぎると日本食への欲求が高まり健康面からも日本食材の確保が重要だが、現地食材の2-3倍の価格のため選択的購入が必要だ。主要店舗はフジスーパー、ドンキホーテ、マックスバリュ、UFMフジマートで、月2万円の食費配分は朝食4,800円、昼食7,200円、夕食8,000円、日本食材2,000円、飲み物・間食2,000円となる。節約モードでは2段ベッドゲストハウスに滞在し、マーケットのお弁当を共有スペースで食べることで月16,000円まで削減可能だが、生活の質とフリーエージェントとしての働き方への影響を考慮し現在の水準を維持している。
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バンコク市場・屋台活用の実践術

バンコクの市場では午前中に常連客として価格交渉し、タイ語の基本を覚えることで、マンゴー320-480円、パイナップル160-240円など日本の1/3-1/2の価格で新鮮な食材が購入できる。屋台ではカオマンガイ200円、パッタイ240円など最低生活固定費内で本格タイ料理を楽しめ、清潔さや客の回転率を見て店を選ぶことが重要だ。フードコートは1食320-480円で日本の半額以下、エアコン完備の清潔な環境で食事でき、日本食レストランは現地では少し高級な位置づけでセミFIRE生活者にとっては「お金に余裕のあるときだけ使う」場所だ。
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バンコク食費管理の実践戦略

海外セミリタイア生活では食費が住居費に次ぐ重要支出項目で、筆者は3ヶ月ごとに日本円20万円を両替して生活費に当てているが円安の影響で価値が下がり続けている。バンコクでは外食の方が自炊より圧倒的にコスパが高く、屋台・食堂が1食200-320円、自炊は1食320-600円かかる。1日の食事パターンは朝食160円、昼食240円、夕食320円、間食120円で合計840円(月約25,000円)となり、最低生活固定費内で栄養バランスと満足感を両立できる。調理器具は電気ケトル・小型炊飯器・電子レンジの3点セット(初期投資2万円)で十分だ。
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海外での賢い住居契約の考え方

住居費削減の鍵は滞在期間に応じた契約タイプの選択で、1-4週間はAirbnb、1-6ヶ月はサービスアパート、6ヶ月以上はコンドミニアム年契約が最適だ。バンコクの物件は家具・家電付きが多く初期費用を削減でき、デポジットは家賃2ヶ月分が標準、オーナー直接契約で仲介手数料節約、1年契約で月額家賃15%削減(年間約14万円節約)が可能だ。シェアハウスは月4-6万円で個室を借りられるが、リラックスした生活を重視する場合はプライバシー確保とのバランスを検討する必要がある。
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海外生活での住居費削減戦略

住居費は海外セミリタイア生活の最大支出項目で、バンコクの家賃相場はスクンビットエリア1LDKで月10-14万円、郊外オンヌット・バンナーエリアで5-10万円だ。5年前から20-30%上昇しており、「5万円で楽々暮らせる」は過去の話だ。筆者が住んだトンロー駅近く45平米1LDKは月8万円(プール・ジム・24時間警備付き)で、東京なら同条件で月24-30万円かかる。日本人エリアは家賃が30-50%高いため、フリーエージェントならタイ語の基礎を覚えてローカルエリアに住むことで大幅なコスト削減が可能だ。
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円安対策と生活水準最適化

急激な円安(1バーツ3.3円→4.2円)でタイバーツでの生活費が実質20-30%高くなったため、外貨建て資産の重要性と円高・円安両方を考慮したポートフォリオが重要だ。生活水準をベーシック(月10万円)、スタンダード(月15万円)、プレミアム(月20万円)の三段階に分け、為替動向や収入状況に応じて調整する。「国内では節約、海外では贅沢」を実践し、日常生活はローカル価格(1食200-400円)、特別な時は観光客価格(1食1500-3000円)という使い分けで、年間生活費を抑えながら生活の質を向上させている。
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稼いだお金が3倍の価値を生む

海外セミリタイア生活の核心は、フリーエージェントとして日本円を稼ぎ、物価の安い海外で支出する戦略だ。バンコクでの最低生活固定費は月12-15万円(住居費5万円、食費3万円など)で、東京の住居費だけで15万円かかることを考えると大きな格差がある。外食は1食150-300円、マッサージは1時間800-1200円で、月20-30万円の収入があれば日本の2-3倍豊かな生活が可能だ。「国内では節約、海外では贅沢」というライフスタイルが最も効率的だ。