セミリタイア・FIRE

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バンコク居住の実践論と魅力

2015年頃からバンコクを海外セミリタイアの拠点に選び、現在では年の半分近くを過ごしている。最大の魅力は月10-15万円で東京以上の生活品質が実現でき、1LDKコンドミニアムが月5-8万円、外食1食300-800円、マッサージ1時間1,000円で利用可能だ。私立病院は世界トップクラスの医療技術で日本語対応も充実し、医療費は高いが日本の公的保険も使える。BTS・MRTで市内主要エリアをカバーし、インターネット環境も良好でリモートワークに支障なく、タイ人の国民性は日本人と相性が良い。
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持続可能な節約と生活の質の両立

固定費削減は住居費で仙台自宅所有により家賃0円、バンコク郊外移住で30%削減、通信費で日本格安SIM月3,000円削減、バンコク現地SIM月2,000円削減した。緊急資金は日本6ヶ月分75万円、バンコク3ヶ月分30万円相当、医療費年間保険料15万円+現地医療費積立月5,000円+緊急帰国費用50万円を確保。生活の質維持では週1回高級レストラン、プール・ジム付きコンドミニアム維持、マッサージ・スパは回数調整で継続している。年間150万円は副業収入10万円+資産取り崩し5万円で実現し、精神的満足度・社会的つながり・健康管理・将来への希望を維持することが持続可能性の鍵だ。
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物価上昇と円安への具体的対応策

2018年当時(1バーツ3.3円)は月間生活費15,000バーツ(約5万円)、食事1食50バーツ(約165円)だったが、2025年現在(1バーツ5円)では月間生活費22,500バーツ(約12万円)、食事1食80バーツ(約400円)、月間7,500バーツ(38000円)、交通費(BTS)45バーツ(約225円)まで上昇している。感覚的には約2倍以上の計算だ。コロナ前から5年で物価が15%上昇し円安が加わったため、バンコク市内で月5万円生活は絶対無理だ。対応策は現地通貨での収入確保、日本食材から現地食材へシフト、郊外の安い物件への移行、バーツ建て預金活用で、円安による実質生活費増加を20%から5%程度に抑制できた。
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仙台とバンコクのデュアルライフ

仙台での月間固定費は住居費0円(自宅所有)、光熱費1.5万円、通信費0.8万円、保険・税金2万円、食費・日用品3万円の合計7.3万円だ。バンコクでの月間固定費は住居費4万円、光熱費1万円、通信費0.5万円、食費2.5万円、交通費・雑費1.5万円の合計9.5万円となる。年間6ヶ月ずつ滞在で平均月8.4万円となり目標12.5万円を大幅に下回る。副業収入はITコンサルティング月6万円、ブログ・アフィリエイト月2万円、オンライン講座・セミナー月2万円の合計10万円で、全て場所に依存せず海外滞在中も継続可能だ。
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年間150万円で海外セミリタイア

年間150万円(月12.5万円)の海外セミリタイア生活は、国内住居費をゼロに近づけることが前提で、持ち家・親と同居・住み込み仕事などで実現可能だ。収支は副業収入10万円+資産取り崩し5万円=合計15万円で、支出は最低生活固定費12.5万円+余剰・予備費2.5万円となる。この2.5万円の余剰が生活の質維持と緊急事態対応のバッファーとして機能し、1年の半分以上を海外で生活し国内は「旅行費用を稼ぐための労働」と割り切る。65歳からは国民年金6.5万円+副業5万円を想定している。
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ワークパーミットとビザ戦略実践

タイでは観光ビザや教育ビザでの就労は原則禁止で、日本企業からのリモートワークでも厳密にはワークパーミットが必要な場合がある。合法的就労にはノンイミグラント-Bビザとワークパーミット取得が必要だが個人取得は困難でタイ企業のスポンサーシップが必要だ。ビザラン(頻繁な出入国による長期滞在)は年々困難になり2018年頃から入国審査が厳格化、現実的には観光ビザ→教育ビザ・エリートビザ→50歳以降リタイアメントビザと段階的グレードアップが有効だ。複数国分散滞在(タイ・マレーシア・フィリピン各3-4ヶ月)でビザ制度変更リスクを分散できる。
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配車アプリとバス活用で交通費削減

Grabは月7-12回利用で平均単価480-800円、月間費用6,000-10,000円で、従来タクシーと料金同等だが利便性と安全性が優れている。事前予約機能や複数人移動時のGrabCar利用でコスト削減可能だ。長距離バスは予約サイト「12Go」で、バンコク→ビエンチャン約12時間700-1,000バーツ、バンコク→シェムリアップ約8時間500-800バーツで航空券の1/3-1/2のコスト、荷物制限なし、夜行便利用で宿泊費節約できる。年間交通費は国際線8万円+現地交通費15万円=合計23万円で、従来方法55万円から32万円(58%)節約し、バンコク2ヶ月分の生活費に相当する。
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乗り継ぎ戦略とバンコク交通術

日本からバンコクへは往路成田→ホーチミン→バンコク、復路バンコク→ハノイ→成田ルートでハイシーズンでも特典航空券が取りやすい。乗り継ぎは最低2-3時間確保、同一航空会社またはアライアンス内選択で荷物の心配不要、ホーチミン空港は清潔で設備充実、WiFi無料で3時間待機も快適だ。バンコクでは中心地から3-4駅離れたウドムスックやラマ9世駅周辺に住むと物価が2-3割安く、Rabbit Card利用で月間交通費800-1,200バーツ(3,200-4,800円)と日本の定期券代の1/3-1/5で済む。
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マイル活用で交通費を半額以下に

海外セミリタイア生活で交通費は重要課題だが、適切な戦略で年間移動費を従来の半分以下に抑えられる。早期予約で30-50%割引、乗り継ぎ便活用で20-40%削減、平日・深夜便で15-25%節約が可能で、成田-バンコク直行便15万円がホーチミン経由8万円に削減できる。マイル戦略では、ANA VISAワイドゴールドカードで年間300万円決済し約30,000マイル獲得、スターアライアンス便優先とポイントサイト活用で年間50,000-60,000マイルを貯め、東南アジア路線往復無料航空券を年1-2回確保し、年間15-20万円の航空券代を実質無料にできる。
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日本食材確保と月2万円食費生活

50代半ばを過ぎると日本食への欲求が高まり健康面からも日本食材の確保が重要だが、現地食材の2-3倍の価格のため選択的購入が必要だ。主要店舗はフジスーパー、ドンキホーテ、マックスバリュ、UFMフジマートで、月2万円の食費配分は朝食4,800円、昼食7,200円、夕食8,000円、日本食材2,000円、飲み物・間食2,000円となる。節約モードでは2段ベッドゲストハウスに滞在し、マーケットのお弁当を共有スペースで食べることで月16,000円まで削減可能だが、生活の質とフリーエージェントとしての働き方への影響を考慮し現在の水準を維持している。